LJLはこれでいいのだろうか?


LJL CS予選にて、違反があったようです。

実は、公式から発表される数日前にLJLCS予選参加チー身である「KINGDOM」から、告発があったのですがArcadeBaronsでは取り上げるのは公式発表があるまで待つことにしていました。

 

KINGDOM-「LJLCS予選について

http://lol-kingdom.com/2016/02/13/ljl-cs/

 

告発されてから、数時間は観覧可能だったようですが、僕が確認したときには保護されたページとなっていました。

公式発表が15日に行われたため、それにあわせて保護を解かれたと思われます。

(16日の”KINGDOMの活動休止報告”によると、公式から修正をしてくれとの通達があり保護されていたようですね)

違反内容


公式発表

 

1. CS予選Round1にて発生した違反行為

  • Dragonfly Gaming(以下DFG)による予選Round1時の参加選手による海外アクセス
  • SCARZ(以下SZ)による予選Round1時の参加選手による海外アクセス

2.CS予選Round1以降に発生した違反行為

  • KINGDOM(以下KNG)による公開禁止情報の意図的な漏洩

処分


公式発表

 

1. CS予選Round1にて発生した違反行為に対する処分

  • 海外アクセスを行ったDFG Sebun選手の予選Round2の2試合出場停止
  • 海外アクセスを行ったSZ Nova選手の予選Round2の2試合出場停止

2. CS予選Round1以降にて発生した違反行為に対する処分

  • 情報漏洩を行ったKNGのCS出場停止

経緯


以下引用

公式発表

 

1. DFGの違反行為並びに処分について

 

"2月4日に行われた予選Round1においてDFGの替え玉行為の疑惑に対し、アクセス調査を行ったところ海外IPアドレスからの参戦をしていることが確認されました。

 

一方で、並行して行っておりました参加全チームのアクセス調査で、他の予選Round2に進むチームからも同様に海外IPアドレスからの参戦が認められました。

今回発覚している海外IPアドレスからのアクセスについてはVPNの可能性もあり、事前にVPNの使用禁止について周知できていなかったことと併せ今回のみ該当チームに関しては注意処分のみとしております。

 

その中でDFGのみSebun選手の予選Round2の2試合出場停止処分としたのは、事前に同チームからの問い合わせに対し、個別に海外からのアクセスが禁止である旨を通達していた上で海外IPアドレスからの接続が確認されたため、上記処分としております。

 

尚、替え玉行為に対してはDFGへの聞き取り調査に対して、替え玉行為の否認並びに第三者的に判断出来る証拠が無い事を考慮し、厳重注意処分としております。"

SZの違反行為並びに処分について

 

”調査を行っている中で、SZのNova選手についても海外IPアドレスからアクセスがありました。

その上でNova選手が海外より試合に参加していた旨をチームが認めております。

 

こちらについては当初SZに対してCS予選Round1の実施スケジュールを2月11日と通達していたところ、2月4日からの試合と日程変更が発生したため、海外に滞在している同選手の日本へのフライトが間に合わなかったという状況を考慮し、Nova選手の予選Round2の2試合出場停止処分としております。”

2. KNGの違反行為並びに処分について

 

”上記についての処分をCS参加チームに連絡したところ、

2月13日(土)にCS予選参加チームである同チームが上記に関わる機密情報を漏洩しました。

 

こちらに関して、運営から事前に秘匿情報の機密保持に関して通達、忠告している中で

LJL2016年シーズン公式ルール に記載の

「9.1.7.7相手チームやプレイヤー、あるいはその他の人物、団体、製 品の評判を落とす、またはこれを中傷するもの。 」

並びに

「9.2.11 守秘義務」

意図的な違反、並びに同チームの情報漏洩発覚後、運営から同チームマネージャーへの違反行為である漏洩情報の削除勧告に対し、建設的な態度が見受けられず、今後健全なリーグを構築する上で同チームの大会参加は相応しくないと判断し、CSへの参戦停止処分と致しました。”

KINGDOMの告発内容


以下引用

”今回どういう経緯で事が発覚したかというと、私が独自に調査をし、1onz選手がDFGに関わっている事をつきとめたからです。

 

対戦相手なので事前に調査したところ、今回出場していたDFGのコーチsebun選手の限られたフォロワーに1onz選手が居る1onz選手本人が日本のチームで出場している話をしていた等がありました。

 

また、試合当日にsebun選手が使ったNautilasに関しても疑問がありました。

sebun選手のopggを見るとこれまでのシーズン1度もRankedでNautilasを使ったことがないのです。

もちろんスクリム等で使った可能性もありえますが、「チーム練習のみでしか使わないチャンピオン」をプールにするというのはすごく珍しく難しいことです。

そして1onz選手のopggを見るとNautilasをかなり使っています。

ELOブースト発覚の原因としてよく指摘されるサモナースペルの位置は合わせたのでしょう。

 

今示せる物を含めて試合翌日の2月5日に運営サイドに調査をお願いしました。

海外からのアクセスが発覚したため、DFGの出場資格剥奪との処分が下され、下画像のメールが2月7日に来ました。

内容はDFGに対する処分の通達とその後の予選の変更についてです。”

”ところが、調査をする上でScarZやその他のチームにも海外からのアクセスがあったそうで2月9日には下画像のメールが来ました。

複数チームに海外アクセスがあるため、アクセス調査の正式な結果の連絡は2月12日を予定しているという内容です。”

”そして、その翌日に来たメールが下の画像になります。

調査の結果明確な海外アクセスのあったScarZ

(この時点でScarZは海外からのアクセスを意図的に行ったことを認めていたそうです。)

DFGにペナルティを課しながらも、その2チームを含め予選をやり直すという内容でした。”

”この内容ではおかしい、納得はできないというのが正直な感想でした。

ですが、運営側からすれば

  • VPNをいくつかのチームが使っていた。
  • ScarZは2月1日時点で2月4日試合があることを知らされたチームである。

(組み合わせ発表があった1月30日当初は運営側のミスでNibbleGamingがエントリーされておらずScarZは2月11日から試合予定だった)

  • DFGが替え玉も海外アクセスも認めてない主張をしている

 

ということで思い切った裁量を下せない状況にあることも分かりました。”

”私たちマネージャーという立場にある人間が、大人が、若いゲーマー達にルールを守ること、ゲームをして過ごしていく中で必要なことを教えていくことこそ今のe-sports業界に必要なことではないのでしょうか。

業界を作るということ、夢を与えるということはそういうことじゃないのでしょうか。

 

先ほども申し上げましたが、180pingと二桁pingではかなりの違いが生まれます。

実力もパフォーマンスも変わってきます。

このゲームにおいて、日本の大会をNAサーバーで開催という今回の特殊な状況下において、とても重要な違反だといえます。

 

私たちチームにとって大会を開いてくれるということは、出番を見せ場を作ってくれるということでとても運営には感謝をしています。

ですが、このままこの処分で大会が続行されるということにおいては大会の公正さが汚されていると思えます。

ルールを守って参加しているチームとの公平性が保たれているようにも思えません。

 

運営から予選延期とScarZ、DFGの海外アクセスによる処分の発表がある予定ですが、上記の断定をしたので、処分に至る経緯や疑惑があったことは公表されないそうです。

 

今回このように事実を公表しても運営側の決定は変わることはあるとは思っていません。

更に言えばこのまま運営の判断で不正がなく予選を続ければKINGDOMはLJL CSに出場出来るでしょうが、このような不正にきちんとした処分が下されない上に、一度ルールを破ったチームが出場しているという事実に疑問を拭いきれません。

 

KINGDOMには今回がラストチャンスと思ってプロゲーマーを目指してる選手も居ます。他のチームにもそういった選手は居るでしょうが。

ですが、勝手ながら私は覚悟を決めて今回の発表にいたりました。みんな真剣にやっています。選手も、チームも、企業もガチです。もうゲームは遊びではありません。

 

逆に事実を公表したがために出場停止などの処分を受けてしまう大会であれば出場できなくてもかまいません。そのつもりです。

その中で、

ルールを破ったチームが少しの処分で大会に出場し続けているというこの異常事態を皆様に知っていただきたかった

こんなチームが日本のe-sports競技シーンを作り上げようとしていいのかと問いかけたかったのです。

 

今回の結果は変わらないかもしれないです、それでもこれからの大会で、これからのe-sports業界でこのような事が一切なくなることを何より祈っております。

ArcadeBaronsの意見。


正直なところ、KINGDOMの勇気ある行動に賞賛するとともに、結果的には違反者となってしまったことを残念に思います。

公式の対応は、ある意味で中立性を保っているとは言えますが……。

 

9.1.7.7相手チームやプレイヤー、あるいはその他の人物、団体、製 品の評判を落とす、またはこれを中傷するもの。」

に違反してる……と私は言えないと思います。

相手チームが不正を働いていたことを告発しただけですから、中傷ではないと思います。

中傷とは根拠のない悪口を指す言葉です。KINGDOM側は、きちんと根拠を説明していますよ。

(DFG側が根拠を認めていないから、中傷になってるんでしょうけどね。このような疑惑があったDFGをLJL視聴者がどう受け取るかが重要だと思います。)

 

「9.2.11 守秘義務」

に違反しているのは、KINGDOM側の責任だと思います。

仕方が無いというのはおかしいかもしれませんが、仕方が無いと思います。

 

ですが、

最初の段階で、DFGの出場資格剥奪が決定したにも関わらず、他チームでも不正が発覚したから、不正を行ったチームも含めてもう一度試合を行う というのがおかしいです。

これでは、「みんながやっているからやってもいい」 状態です。

KINGDOM側からの告発が無ければ、運営が察知できていなかったことを考えると、今後も不正は続くと言わざるを得ないでしょう。

 

運営側は、

  • 不正を働いたと思われるチームは、今回のLJLCS予選/本戦の出場資格を剥奪し、不正を働いていなかったチームのみで予選を行う。(次回以降は参加可能にすれば不正を働いたチームとしても、納得できる、頭を冷やせるのでは?)
  • もしくは、不正を働いていなかったチームと新たにチーム募集を募集し、予選を行う。

くらいしていただきたいです。

もちろん、費用や、各チーム、スポンサー等々の問題はあるでしょうが、

健全なリーグ を目指して運営には頑張っていただきたいです。

 

 

最後に、LJL運営、各チーム、すべてのLoLプレイヤー、この記事を読んでくださった方にお聞きしたいことがあります……。

 

「LJLは誰のためのリーグですか?」

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